どうも、赤西真論です。
今回は「えむごっち」というキーボードを買いましたので、そのことについて書こうと思います。
このキーボードを知ったのは、Akiba PC Hotlineでの記事でした。
この記事が出る少し前にプログラマブルテンキーを購入していました。
購入理由としては、仕事でExcelを使った設計書を書くことが多いのですが、その設計書でのフォーマットを調整するのにワンタッチで操作が出来るようにするために買いました。
こんな感じで色々割り当ててます。キーが多く、USBハブ機能があるのでそこにマウスのレシーバーを付けることもできるので非常に便利です。ただ、キーの割り当てがWindowsでしか出来ないので注意が必要です。キーを割り当ててしまえばMacでも利用できます。あと、MacでKarabiner-Elementsを使っている場合は対象デバイスから除外しておかないと正しく動作しません。
これでも全く問題ないのですが、なんかこっちのほうが面白そうという理由だけでえむごっちも買うことにしました。
購入
えむごっちはBoothで販売されていますので、こちらで購入しました。
普通こういう自作キーボードは自分で組み立てるものだと思うのですが、今回は完成品を購入しました。
というのも僕自身自作キーボードを作ったことがなく、1からパーツと道具を用意しないといけないので+2kで完成品が手に入るのであればそっちのほうが安いと考えたためです。
(余談ですが、今後も自作キーボードを作ることは無いと思います。ああいうのって基本的にUS配列なので、JIS配列民の僕からするとあまり興味が湧かないんですよね。あと、別に自作するほどキーボードにこだわってないです...)
ただ、完成品でもM5Stack Core2は別途必要になります。今回は在庫や送料などを考えて、マルツオンラインで購入しました。
これ自体も6500円程度しますから合わせると13500円ですね。結構いいキーボードが買える値段となってしまいました...
組み立て
注文から1週間ほどで到着しました。M5Stackは2日ほどで先に届いています。
中身はこんな感じ。
完成品のえむごっちとカード、あとはM5Stack取り付け用のねじと六角レンチ、ゴム足が入っています。
えむごっち自体はこんな感じです。
大きく空いた穴にM5Stackをはめ込んで、裏からねじ止めするだけになっています。簡単ですね。
では、M5Stackを取り付けます。最初にM5Stackの裏蓋を外す必要があるので、えむごっちに付属している六角レンチで外します。
裏蓋を外したら、裏蓋についているバッテリーも外します。ツメと両面テープでくっついていますので、頑張って外します。いったんコネクターを抜いたほうが作業はしやすいです。
外せたらそのままえむごっちにはめます。このとき、バッテリーは先にえむごっち側に貼り付けておくとはめやすいです。
はめたら、裏からねじ止めします。ねじの長さがM5Stackの裏蓋を止めていたねじと同様に二種類あるので注意します。ねじを締めたら、あとは付属のゴム足をつけて完成です。
このあたりの組み立て方はGitHubに載っているので、そっちを確認しながらやりましょう。
ファームウェア書き込み
最後にM5Stackに専用のファームウェアを書き込みます。これはChromeを使えばいいだけなので、非常にお手軽です。
サイズ
サイズ感はこんな感じです。もともと使っていたプログラマブルテンキーは少し大きいのでそれより一回り小さいです。
普通のキーボードのテンキーと比べると同じぐらいのサイズです。
なかなかいいサイズですね。Bluetooth接続なので、ケーブルがいらないのもGoodです。
設定
キーの割り当てなど細かい設定はブラウザ経由で行います。画面長押しで設定モードにし、えむごっちのAPにPCなどから接続すれば入れます。
ちなみにSDカードを刺した状態だとなぜかindex.jsが空になって、設定画面が表示されません。えむごっちが来るまでM5Stack単体で遊んでいて、そのときにSDカードを刺したままえむごっちに使ったらハマりました。
ということで割り当て後はこんな感じの画面になりました。
よく使うキーが「セル結合」「上揃え」「上下中央揃え」「下罫線」「下太罫線」「枠線」だった(てか、これらのキーぐらいしかまともに使ってない)ので、この6つをキー6つに割り当てています。まあ、写真からは何も分からないのですがw
で、ソフトウェアキーには「画面スクショ」「画面収録」「マウス移動」「何もなし」「Enterキー」「Escキー」が割り当ててます。ただ、「マウス移動」と「何もなし」は正直要らないので消します。
ということで今度から仕事ではこれを使ってみようと思います。
実は欲しい機能として、自動マウス移動があったりします。これは会社のPCが5分で自動的に画面ロックされてしまって、本を読んでいる時などに不便なのでロックされないようにしたいのです。ファームウェアはオープンソースですので、自分追加してみようと思っています。
では。