マロングラッセ Mk.II

赤西真論のブログらしきもの

分割キーボードを導入した

こんにちは。会社のブログを書かないといけないのに全く筆が進まないので、ウォーミングアップがてら記事を書きます。  

前置き

さて、皆さんキーボードは何をお使いでしょうか。エンジニアの方々は人に自慢したくなるキーボードをお使いのことでしょう。 
(社内で凝ったキーボードを見た記憶が少ないのですが...)

私が仕事で使ってきたキーボードは3種類になります。すべてJIS配列です。US配列に移行することも時々考えるのですが、既存のキーボードやノートPCがすべてJIS配列なので、JISを愛用しています。

まず、最初はMajestouch 2です。これは大学のときからずっと使っていたものです。キースイッチは茶軸になります。
途中でキーキャップをマカロンキーキャップに変えています。今は3が出たので、もう売ってないものですね。
カロンキーキャップは友人から送られてきたものなのですが、かな無しじゃなくて子供向けのタイプが送られてくるという...

で、茶軸をずっと使っていたのですが少し物足りなさを感じてきたのと一部のキーの反応が悪くなってきたので、新しいキーボードを導入することにします。
それがMaestro TKLになります。キースイッチは静音赤軸を選択しました。

このキーボードを選定した理由は単純で「無変換」キーが大きいからです。私はMacを使い始めてからスペースキーの左右、つまり「無変換」「変換」にIMEのオン/オフを割り当てています。
なので、「無変換」「変換」をかなり多用します。ほとんどのJISキーボードは「無変換」が小さいんですよね。Maestro TKLはこの2つのキーサイズが同じなので、これを選定しました。
また、TKLモデルにしたのはマウスとの距離をなるべく近づけるためです。テンキーはあると便利なんですが、無くてもなんとかなります。

キースイッチについては店頭で触って吟味しました。最初は割と打鍵が強い方なので黒軸にしようと思っていたのですが、静音赤軸がかなり静かでしっくりきたのでこの軸を選択しました。
キーキャップは真ん中の文字キーをマカロンキャップにして、周りの機能キーはそのままにしました。Maestro TKLはキーキャップがロープロファイルなので、少し高さが違いますが文字キーだけ高いので割とありです。

これで満足していたのですが、転職して会社でもキーボードが必要になりました。前職だとほぼリモートだったので家でキーボードを叩いている時間の方が長かったのですが、現職は週1でしかリモートが出来ないため、会社でキーボードを叩いている時間の方が長いです。
ということで、Maestro TKLは会社用にして家では違うキーボードを使うことにしました。静音赤軸を気に入っているので、このスイッチを使っていて安めのキーボードを探しました。
それで見つけたのがMaestro TKLと同じARCHISSから出ているProgresTouch RETRO TKLになります。

「無変換」キーが小さいやんけってなりますが、マジで安くて「無変換」キーが大きいメカニカルキーボードってないんですよね。なので、妥協してこのキーボードにしました。
このキーボードはMajestouch 2とキーキャップのサイズが全く同じなのでマカロンキーキャップをすべて嵌めることができます。

さて、これでキーボードに満足していたのですが、同じ課の人が分割キーボードを使っていて、すごく便利そうに見えてきました。ただ、JIS配列で分割キーボードはあまりにも選択肢が少なすぎます。
ということで、自作キーボードに手を出すことになります。ここまでが前置きです。

せっかく分割キーボードにするなら会社と自宅の両方を分割キーボードにすることにしました。

自作キーボードは通常個人販売なので、入荷待ちがかなり長いです。今回購入したキーボードもずっと目を付けていて最近になってやっと入荷されたものになります。

会社用:DYA

会社で利用しているのがcormoranさんが制作されたDYAになります。

cormoran707.booth.pm

このキーボードの特徴はなんといってもトラックボール搭載であるところでしょう。トラックボールが付いていてJIS配列なのはほとんどありません。その中でコンパクトそうなこれを選定しました。
購入時にたまたまケースを受注生産できる在庫があったため、ケースの色をミントグリーンにしてもらいました。緑がなぜか好きなんですよね、すみっコぐらしのぺんぎんだったり、梢先輩だったり、ノノミだったり、まつりだったり...

で、このキーボードは最低限の基板とケースしか付いていないので、その他のパーツはすべて自分でかき集める必要があります。
かき集めたパーツが以下の通りなのですが、あまりにも適当に購入した結果、トータルで6万円のキーボードが完成しました。高すぎる。

キースイッチ:Cherry MX2A 静音赤軸

Cherry MX2Ashop.yushakobo.jp

キーキャップ:Acid Caps "Premium" Light Aurora

salicylic-acid3.booth.pm

RP2040

トラックボール

その他こまごましたパーツ

MXスイッチ スタビライザーshop.yushakobo.jp

コンスルーshop.yushakobo.jp

遊舎工房にはいつかお世話になると思っていたのですが、やっとパーツを購入するところに来ました。
このキーボードは1から組み立てて半田付けまで必要になるキットなので、3時間ぐらいかけて動作するところまで持っていきました。キーマップの変更にはRemapを利用しています。

トラックボールが金色ですが、この後に白に変更しています。ボールも高いのに...)

使ってみた印象ですが、かなり慣れが必要ですね。トラックボールを使うのが初めてなので、細かい操作が難しいです。特に親指で操作するので疲れます。
ただ、腕を動かさずにマウス操作とキー入力が出来るのは便利です。配列を自分好みにカスタマイズして使いやすくできるのもいいですね。他人に使ってもらうことはまず無理になりますが。

家ではゲームをするため、トラックボールにすることは厳しいです。ということで普通の分割キーボードにしました。

自宅用:Earth95s

自宅用のキーボードはA'sKeyさんが制作されたEarth95sを使っています。これも目を付けていたキーボードになります。使うならDYAかこれかのどっちかと考えていたのですが、結局どっちも買いましたねw

alektor.booth.pm

このキーボードは普通の分割キーボードです。少しオーバーラップ部分のキーが多いのが特徴でしょうか。割とオーソドックスな運指をしている僕からするとまだ真ん中1列を使ったことがありません。

DYAを作った時の反省を生かして、今回はなるべく安く組みました。そもそもEarth95sはほぼ完成品で必要になるのはキースイッチ、キーキャップ、TRRSケーブルぐらいです。ステップアップの方向間違ってるんだよな。

Boothで購入することを検討していたのですが、遊舎工房の入荷の方が早く、送料を考えると差額が1000円ぐらいに収まると考えたので全部まとめて遊舎工房で購入しました。トータル39000円ぐらいだったので、かなり抑えられました。
(JIS配列の分割なので、キーキャップの選択肢も少なくて、全部キーを埋めようと思うとAcid Capsになるんですよね...)

キースイッチ:Outemu Creamy Yellow Switch

Outemu Creamy Yellow Switchshop.yushakobo.jp

キーキャップ:Acid Caps "Standard" Gray on White

Acid Caps "Standard" Gray on Whiteshop.yushakobo.jp

TRRSケーブル:L字15cm

TRRSケーブルL字 0.15mshop.yushakobo.jp

キースイッチを嵌めるだけなので30分ぐらいで完成しました。Remapで少し配列を変更して完成です。

静音赤軸ではなく、価格優先で適当にキースイッチを選んだのですが音が静かでいい感じのコトコト感があるので当たりですね。おすすめです。
配列に癖が無いので、非常に入力は楽です。JIS配列で分割キーボードを探している方にはおすすめです。

今使っているキーボードの紹介でした。トータルで10万近く使うことになったのは反省です。まだまだ使い始めてから1ヵ月も経っていないので徐々に使いこなしていこうと思います。

さて、ウォーミングアップが出来たので会社のブログ記事を書きましょうかね。このぐらい気楽に書けたら楽なんですけど、技術記事を書くのが本当に苦手...